番外編 はなの繁殖(4)

 
 

繁殖への道(4)

繁殖にあたっての検査について

今の世の中で繁殖に必要な検査がいくつかあると言われている・・・・が私ははなにもその相手の犬にもその検査をするつもりはまったくない。

これが先にお話したメーリングで熱くなったところでもある。

なぜしないか・・・

「はなの現固体の検査をしてオッケーだったらそれでいいのであろうか?」

この疑問が私の根底にあり、はなだけしたって結果は同じと思える限り検査する気は起こらない。

一連の検査ははなが持つ遺伝子全部の検査ができるわけではない。はなの体に表だって出ているかどうか調べられるだけで遺伝子に乗っているものまでは調べられない。

「理想は3世代全員するもの」といわれている。これははなの両親、その両親のすべてのチェックをするのが理想とされている。はな側に6頭相手の犬に6頭これが理想らしい・・・

しかし、6頭オッケーですからと言われても、それもその固体に出ているかどうかだけでやはりその6頭の遺伝子に隠れ乗っているかどうかは分からない。そして、その検査で合格を貰ったからと言っても、それで繁殖の許可がだれから出るわけでもなく・・・リスクが少ないかも?というだけのことが私自身取れるだけである。

相手の犬と会わせて12頭確認したから安心だ!繁殖しよう!の結果、問題のある子が出たら私はどうすればいいのだろうか・・・きっと誰かに文句を言うだろう。

「あんた大丈夫って言ったじゃない!」

どんなことがあろうとはなの子犬に問題が出た場合、子犬すべて回収し繁殖から外すことそれだけの覚悟ができているのは繁殖を決めた私である。はなの繁殖で「検査もしないで交配するなんて!」と言うのなら100%完全な検査と繁殖その方法・・その方法があるのなら教えてほしいと思うし、それをクリアしたあとに問題が出たらその方法を教えてくれた人に私は詰め寄る。

本当にそれで安全を確証させるような検査だったの?

何を持って安全だと思ったの?あなたはその言葉にどんな責任を取れるの?

それは私がはなの子供に取る責任より重いの?

繁殖前に検査しなければだめだ!なんて無責任なこと言わないで。