北海道放浪の旅3

 
 

北海道放浪の旅

1999年10月19日(火)

寒さに耐えかねたジョナサンは本州を野宿旅行するために北海道を離れた。私は藤戸さんが旭川近辺を紹介してくれるということで旭川にむかった。

弟子入りを再度お願いして・・・も冗談としか受けてもらえず残念だ。旭川・・・ここは藤戸さんが生まれ育った町らしい。

アイヌ部落も多いところだったそうだ。冬はめちゃめちゃ寒いらしい。。冬来て〜!!

もう北海道は冬です

もう雪を見てどうしようもなくなってしまうはな

きっといつかあなたが一番幸せに暮らせるようにするからね。     

 

どれがはなでしょう・・・か?

1999年10月20日(水)

雪が本格的に降り出す前に・・・と、再度知床に上がり、知床辺りから「nojiもう帰ります。」を始めているのだが・・・

なんだかとってもセンチメンタルな気分になる。

別にもう一生会えないわけではないのにやっぱり寂しい気分になる。

旅しなけれこんな気分を味わうこともなかったかと思うと旅に出たことを後悔してしまいそうだが・・・。

「人生の振り幅は最大に」がテーマな私は、この20日余りの旅は私にいろいろな感情を取り戻させてくれこのなんだかとても寂しい気分もいとおしい。

さて、南下開始だ。

1999年10月21日

今日はこの旅最長750km走った。

100kmぐらいが高速だっただけなのでかなり疲れた。はな、ご苦労さま。

すっかり野宿が板についてきたはなは夜車を止めるとそのまま寝る体制に入る。

パソコン出しているときも布団の上で準備完了。

はなはこれがいつまで続くか知らないので適応完了ってところでだろうか・・・。

めちゃめちゃかわいい。あ、馬鹿な親か?

今、北海道を離れようとしているが本当に楽しかった。

いろいろな人のいろいろな話を聞いた・・いろいろな人生も。

ジョナサンに「10年後はどうしていたい?」と質問した。

その答えは「10年後も旅をしていたい・・そして10年後誰かが同じ質問をしたら同じように答えたい」と言ってました。まさにその通り。

10年後はなが一緒にいるとは思えないが、また新たなる相棒といっしょに心に触れる旅をしたいと思う。

一足先に雪で遊んだはな

気が狂ったように走り回ったはな。あなた本当に雪すきだね。