犬山ドッグマラソン

 
 

犬山ドックマラソン

「8頭同じ犬種が集まればリレーのチームができる」

これがそもそも間違いの始まりだった。

十日町のドッグアンドランで優勝しているむらはしグレイチーム、足には自信があったnojiこの2人がやる気満々熱くなってしまった。

どのくらい熱くなったかというとうちから1時間ほどでつく会場に前泊するほどである。

相当頭がいかれている。

その熱くなってしまった私に誘われ出てきてくれた子犬の飼い主さんたち・・・・力の抜けたいい感じであった。

犬山ドッグマラソン・・・・一言でいうと「マラミュートには向かない競技」特に私たちの犬は3・2・1・GO!が入っているので走り出したら引きずられてしまうそれを押さえながらの走りは相当大変である。

そして800を超えるエントリーに信じられない大会運営でもあった。コース内にレースに出ていない犬と飼い主がトイレさせていたり。。。その間を犬が引きずられて走っていたり・・・レース前に集められた場所では犬同士はガウガウ喧嘩し放題。。。

それが許されるのは小型・中型犬だから・・・・私たち一群は並べと言われているところには入れず(犬も人間くらいの大きさで人1人分の幅には入れないのねん。)

小さい犬からの喧嘩を買わないよう首輪で締め上げていた。

それで飼い主全員ヘトヘトになっていた。並んでください!と言ってくる大会関係者に私は切れてしまった。

「入れないでしょう!犬のサイズ見てください!」

「でも並んでください」

「人の話聞いてないでしょう!あなた!」

そんな中コーギーの団体からこんな声も聞こえてくる「思ったより大型犬って足遅いね」ストレスマックスの私たちにはカチンと来た。

「飼い主の足に合わせて走らせてるんだよ」

「犬全部放すか?」

 

私の敗因としては人に犬を貸したこと・・・もっと走れるかと思ったらもうサラも優も全然だめだった。

そして泥縄練習をしすぎたこと・・・大会当日にはもう足が上がらなかった。

 

さて、参加した人たちの結果・・私は涙を流すほど感動した。犬と飼い主の関係はいっしょに走らせればよく分かる。飼い主を気遣いながら走る姿にそれぞれの家庭でみんなかわいがられているのを実感した。

もうなにも心配はいらないようだ。

 

マラミュートには向かない競技・・・・なんて言いながら私はリベンジをすること決定している。来年必ずA.マラミュートと成績に入れる。